10月26日、鵜の木の殺人事件現場。群がる記者たち。 |
それから2時間ほどたって、我が家から4kmほど離れた川崎市・二子新地に住む友人から携帯にメールが来た。 「鵜の木のアパートで女が殺されたそうだ」。 きっとテレビが伝えたのだろう。 そうか、さっきのヘリ騒音はテレビか新聞の取材だったのか、と納得。 早速、もっと詳しい様子を知りたいと思って、現場まで400mほどのところにある行きつけの居酒屋のマスターに携帯メールを送った。 だが、彼はまだ事件を知らなかった。 逆に、教えてくれてありがとうと返信メールが来た。
ふと、不思議だなあ、と思った。 情報源に近いからといって、情報が早く(速く)伝わるわけじゃないんだなと。 現場から4km離れている友人の方が400mしか離れていない友人より先に情報を知ることができたのだ。 ノロシや伝書鳩の時代ではないのだから当たり前なのだが。
「近い」とか「遠い」の意味が混乱している時代に生きていることを、殺人事件であらためて感じいった。 そういえば、近くは高い、遠くは安い。 だから海外旅行に行く。 これは別の話か!
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