2017年8月16日水曜日

ブログ再開

1月戸狩温泉
2月富良野
5月オマーン
6月鳥取砂丘

6月出雲大社
6月広島
6月下蒲刈島
今年のブログは、1月にタンザニアに行ったあとに2本、3月に1本。 ひどく怠惰になっている。 たかだかブログ1本をまとめるだけの集中力、持久力がなくなっているのかもしれない。 このままでは、物事への関心、好奇心がどんどん薄れて、ぼんやり生きているだけの世捨て人になりかねない。

 そう思って、ブログ再開を試みてみることにした。 どこまでできるか。

7月石垣島。 
今年は、タンザニアのあとでも、1月には毎年恒例の戸狩温泉スキーツアー、2月にも富良野へスキーに行った。

 そして、5月には中東で唯一訪れたことのなかったオマーンへ行くという個人的イベントがあった。 政治的混乱が当たり前の中東で、オマーンは昔から落ち着いて平和な国だった。 海や山が美しいことは聞いていたが、ニュースのないオマーンをジャーナリストが訪れる機会はそうあるものではない。 日本からの観光客も非常に少ない。 格安航空券、格安ホテルを探してみると、なかなかいい旅行ができることに気付き行ってみたら、想像通り素敵な国だった。 自然の景観が美しいばかりでなく、人々の心が優しかった。


 6月には、日本国内でも”初めてツアー” をした。 鳥取からレンタカーで出雲大社、広島、瀬戸内海の下蒲刈島を回った。 どこも初めての土地で好奇心をそそられたが、この旅行は失敗だったかもしれない。 たった3日間だったので、土地の人たちと接する機会が十分なかったし、居酒屋探索も物足りなかった。 広島が大都会なのには驚いたが、広島人と戦争を語る時間はなかった。

 7月の石垣島は、妙な味わいのある旅行だった。 石垣の人たちはよそ者をすんなりと受け入れてくれる。 道端で会ったさとうきび畑の農民、田舎町で食堂を経営する女性、いろいろな人が初対面なのに自分の身の上話をしてくれた。 本州からの移住者が多い理由はこんなところにあるのかもしれない。

 こうして振り返ってみれば、旅に関してだけでもブログの材料は十分あった。 世の中の動きに目を向ければ、以前から先天性虚言症と疑っていた安倍晋三の政治基盤にやっとほころびが見えてきた。 米国には、とんでもない大統領が登場して世界に不安が広がっている。 中東ではシリアが注目されているが、独裁色を強めるトルコのエルドアンが気になる。 中国は間違いなく、21世紀の世界で揺るぎない地位を築くだろう。 この新現実を受け入れられない日本人はどうなるのだろう。

 ブログ再開の意欲がどこまで持続できるかわからないが、力まず、のんびりとブログを綴ってみよう。 

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