大災害に遭った人たちに何かをしてあげたい。 今、多くの日本人が慈愛の心を持ち、募金箱にお金を投じ、さらには、より積極的にボランティア活動をしようと現地へ向かっている。
その一方で、東京の電車の中では、3・11以前と同じように、サラリーマンやOLや学生、普通のオジサン、オバサンたちが、社会的弱者を無視して優先席を占拠している。
これが、同じ国で同時進行している光景なのだ。
スーパーでは、自分だけは美味いものを食い続けよう、快適な生活を楽しもうという買いだめの群れの襲撃が続いている。
人間の美しさと醜さ。 美しいだけが人間ではないことを知る貴重な日々を、われわれは今生きているらしい。
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