2011年3月11日(金)を、多くの日本人が忘れられない日のリストに、新たに加えるだろう。
マグニチュード8.8という日本の観測史上最大という地震の揺れが来たとき、自分がどこにいたか、どう対応したか、まわりの光景はどうだったか…。
そして、津波のニュースは津波より速く世界に広がった。
日本時間11日午後6時すぎの段階で、ル・モンド紙(フランス)、フランクフルター・アルゲマイネ紙(ドイツ)、BBC放送(英国)、ヒュリエット紙(トルコ)、PTI通信(インド)、バンコク・ポスト(タイ)、CNNテレビ(米国)、ABCテレビ(オーストラリア)、それに、革命や内戦で大忙しの中東カタールのテレビ局アル・ジャジーラ英語版までが、日本の地震・津波を緊急のトップ・ニュースにしていた。
今、われわれは、とんでもない出来事に遭遇しているのだ。 巨大地震が、その全貌の片鱗を見せたのかもしれない。 きょう1日は生き延びた。 だが、これからも生き延びることができるのだろうか。
余震は夜になっても続いている。 揺れるたびに、「生きる」を意識せざるをえない。
さあ、生きようではないか。
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