2015年5月23日土曜日

囲い込まれた多摩川BBQギャングたち


 多摩川の川崎側、二子橋下の河川敷は週末ともなると、バーベキューの若者で溢れている。 彼らは、川崎市が囲い込みに成功した多摩川河川敷のギャングたちだ。 放っておけば何をするかわからない。

 以前は、バーベキューをやったあと散らかし放題、料理に使った鉄板なども持ち帰るのが面倒なのか、近所の道端に放り出していった。 ラジカセからの大音響も。 彼らが去ったあとの河原は、一面にゴミが散乱していた。

 川崎市がとった対策は、バーベキューの全面禁止ではなく、場所を限定して一人当たり500円の使用量徴収だった。 道具の有料レンタルも始めた。 これによって、野放しだったギャングどもを管理し、囲い込みに成功した。

 それにしても、ここに限らず、河川敷にやって来る若者たちは、なぜ傍若無人になるのだろうか。

 花火で騒ぎ、コンビニで買ってきた食い物、飲み物の残骸を撒き散らして消える。 河川敷という場所は、人を無法地帯にいると感じさせる何かがあるに違いない。 だから、昔から河原乞食なんて言葉があるし、ホームレスたちが永住する。 人も殺される。

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