2013年12月4日水曜日

真面目すぎると笑っちゃう


 こういうテーマをあまりに生真面目に書かれると、つい噴き出してしまう。 筆者がそれを意識して書いたのだとしたら、凄い名文だ。

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Wikipedia 「屁」より
 屁(へ)は、肛門から排出される気体で、腸で発生されるガスも含める。おなら、ガスともいう。
 平均的には大人は普通一日に合計0.5~1.5リットルの量の屁を5回から20回に亘って放出する。屁を放出することを放屁という。
 <メカニズム>
 小腸上部で消化吸収されなかった食物の残渣(カス)は、小腸の下部や大腸で腸内細菌の作用によって分解されるときに、ガス(腸内ガス)を発生させる。このガスのほとんどは腸管から吸収されるが、吸収しきれないものが肛門から排出される。
 また、開腹手術を行った後は腸管蠕動運動が一時停止し、屁が出ないようになる。
 <成分>
*気体成分
 腸内のガスの9割は体外から口と鼻を通って入ってくるもので、残りの1割は体内の微生物により造られる。主成分を以下に示す。
 ・窒素(体外から取り込まれたもの)
 ・酸素(体外から取り込まれたもの)
 ・メタン(体内のメタン生成古細菌により生産):主に肛門の近くにいるメタン菌によって合成されるが、3人の内2人はメタンを一切含まない屁をする事がわかっている。メタン菌がいないと硫酸還元菌が優勢になるため硫化水素が増加することも。
 ・二酸化炭素(体内の好気呼吸微生物により生産、体外からも取り込まれる)
 ・水素(微生物により排出):体内の古細菌がメタンを合成するために、もしくは硫酸還元菌が硫化水素を合成するために消費する。
*微量だが臭いの元となる成分
 ・酪酸:腐ったバターのにおい。
 ・硫化水素:腐った卵のにおいがある。タンパク質の分解や硫酸還元菌の活動で作られる。
 ・二酸化硫黄:タンパク質の分解によって造られる。
 ・二硫化炭素:タンパク質の分解によって造られる。
 ・アンモニア:尿素と関係がある。
 ・リン化水素:魚臭いにおいがする。リン酸塩や食物中のリンと関係がある。
 ・インドール
 ・スカトール
*その他の成分
 ・腸内細菌 これは大腸菌等の腸内菌が、ガスを排出する際に一緒に放出されてくるものである。一回あたり数千~数万個が放出されるといわれる。
*臭いと原因
 ・小腸には、繊維分を分解する酵素がないため、繊維分は小腸で消化吸収されず、大腸へ送られて分解される。その際に発酵してガスが発生する。したがって、食べた物や量、又は体調によりガスの発生が異なってくる。
 ・イモ類など繊維分の多い食物 :繊維質の多い食物を多く食べると、それだけガスの量も多くなる。その際、水素ガス、メタンガスが多量に発生するが、匂いは強くない。水素、メタンはまったくの無臭である。
 ・肉、ねぎ類、にんにく、にらなど硫黄分が多い食物 :これらの食物を多く食べると、大腸で分解されるときに腐敗し、インドール、スカトールなどのガスが大量に発生し、においの強いガスが発生する。
 ・病気によるガス :胃、腸、肝臓、胆道、膵臓の病気や菌交代症の際には、蛋白質の腐敗による、不快なにおいのガスが発生することがある。
 ・その他 :炭酸飲料(ビール等)を摂取する人の方が、摂取しない人よりも、ガスの量が多いという俗説がある。
 ・口臭が腸内ガスと同じ臭いを発することがある。これは便秘している腸から腸内ガスが吸収され血管内を運ばれ、肺から放出され口腔に至る為である。
 ・屁には水素やメタン、硫化水素などが含まれるため、ライターなどを近づけると、燃えることがある。これは体質、食したものなどによる成分によって、よく燃える場合と燃えない場合がある。ただし、二酸化硫黄を発生したり、火炎による火傷を起こす恐れがある。

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 こういう話題になると盛り上がるヤツがいるんだなあ。

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